そもそも会社で新年会をする目的は？

そもそも新年会は「新しい年を祝うおめでたい飲み会」で、会社で開催する目的はいくつかあります。たとえば、正月休みで緩んだ気持ちを「シャキッ」と切り替えたり、会社の目標を再確認してモチベーションアップを狙ったり。また、従業員同士のコミュニケーションを促進して、より意見交換しやすい職場環境を目指すこともできるでしょう！さらに、新しく入ってきた従業員がいれば、新年会が打ち解けるきっかけ作りにもなりますね。

オンライン新年会の3つのメリット

従来の方法とは異なるオンライン新年会。どのようなメリットがあるのか気になる人も多いと思います。オンライン新年会を開催するメリットとして考えられるのは、以下の3つです。

①参加へのハードルが低くなる

従来の新年会では、参加する人は決められた会場に集合しなければなりません。
しかし、オンライン新年会はパソコンとWeb会議ツールさえあれば、参加者の都合が良い場所から参加できます。子育てや介護で夜の外出が難しい従業員でも、予定の時間に接続できれば自宅からでも参加OK！会場までの距離や帰りの電車の心配をしなくて良いので、参加ハードルがグッと下がります。

②密を避けられる

コロナ禍の会社行事において、密を避けられるかどうかは重要なポイントですよね。従来の新年会では、一ヶ所の会場に全員が集まることになるので、どうしても密になってしまいます。とくに新年会では、お酒が入って大きな声で話す、人同士の距離が近くなるということもあるでしょう。オンライン新年会では画面越しに参加者が集まるため、飲み食いしても大声で話しても飛沫が飛ぶ心配がありません。

③コストを抑えられる

飲食店などの会場で新年会をおこなう場合、飲食代以外にも会場代やサービス代が取られることも少なくありません。しかしオンライン新年会では、食事などを自分たちで用意するケースも多く、会場で開催するよりもコストを抑えられます。
経営に苦しんでいる企業も多いなか、オンライン新年会は会社・従業員の両方にとってメリットの多い飲み会スタイルといえるでしょう！

オンライン新年会を企画する上での注意点！

メリットの多いオンライン新年会ですが、注意点もいくつかあります。以下で、オンライン新年会を企画する際の注意点を3つご紹介します。

司会進行係が重要になる

オンライン新年会は画面上で繋がっているとはいえ、同じ場所にいるような一体感を味わうのが難しいもの。そこで、重要になるのが「司会進行を誰にするか？」です。注意力が散漫になりがちなオンライン新年会では、司会進行係によって盛り上がりが左右されるといっても過言ではありません。参加者全員に配慮できて、なおかつ明るくスムーズに進行できる人をみつけましょう！

オンラインでも盛り上がるものを企画する必要がある

新年会を盛り上げるために考えておきたいのが、余興やゲームなどの企画です。とはいえ、いつもと同じ企画がオンラインでもできるとは限りません。そこで気をつけたいのが「オンラインで盛り上がる企画」を考えておくことです。
Web会議ツールに備わっている機能を使ったり、オンラインゲームを活用したりして、オンラインならではの企画を用意しておきましょう。

同じ人ばかりが発言しがち

Web会議ツールの特性でもありますが、オンライン新年会では「同時に複数人が話す」ということができません。そのため同じ人ばかりが発言して、他の人がなかなか話せない状況になりやすいです。一部の人だけで盛り上がってしまうと、参加者の中で温度差が生じる可能性もありますよね。司会進行係が、全員に満遍なく話を振るなど、発言する人が偏らないように配慮する必要があります。

オンライン新年会をする上で意識したい3つのポイント

次に、オンライン新年会をする上で意識しておきたいポイントをご紹介します。当日になってから困らないように、事前にチェックしておきましょう！

①終わりの時間を明確にする

時間制限のある会場とは違い、オンライン新年会は接続している限り、何時間でもできてしまいます。そのため、終わる時間を決めていないと、終了のタイミングが分からずにズルズル続けてしまう可能性も…。せっかく楽しいオンライン新年会でも、メリハリがなければ満足度は下がってしまいます。事前に「◯時まで」と終了時間を決めておき、参加者にも知らせておきましょう。

②できるだけビデオはONにして参加してもらう

Web会議ツールは音声だけで接続することも可能ですが、できればビデオをONにして顔出ししてもらいましょう！顔が見えていない状況では、相手がちゃんと話を聞いているのか分かりませんし、企画やゲームもやりづらくなります。
もし「家の中を見られたくない」などの理由がある場合は、背景を設定するなど、できるだけ顔出しできる状況を作っておきましょう。

③当日までこまめにアナウンスをする

年末年始は誰しもバタバタして忙しいものです。さらに自宅からの参加となると、気が緩んで忘れてしまう参加者もいるかもしれません。新年会の開催が決まってから開催日までは、それぞれのタイミングでこまめにアナウンスしておきましょう。また、企画やゲームには景品を用意しておくのもおすすめです。景品があることも、あわせてお知らせしておくと、より多くの人が参加してくれるはず！

オンライン新年会で盛り上がるゲーム3選！

ここでは、オンライン新年会で盛り上がるゲームを3つご紹介します。
新年会を盛り上げる企画として検討してみてくださいね！

①人狼ゲーム

人狼ゲームは、「村人」と「人狼」の2チームに分かれておこなうゲームです。村人はどの参加者が人狼なのかは分からず、推理しながら当てていきます。皆でコミュニケーションを取りながら進めていくルールのため、交流を深めるのにぴったり。お互いに心理戦を楽しむゲームなので、性格のギャップに驚く人もいるかもしれません！

②全員一致ゲーム

「〇〇といえば？」と出されたお題に対して、皆で同時に答えるゲームです。たとえば「節分といえば？」というお題なら「豆」や「鬼」など、人によって連想するものが違いますよね。全員一致ゲームでは、お題に対する答えが一致しチームが勝利となります。お題は一般的な内容でも良いですし、「〇〇課長といえば？」「我が社といえば？」などの社内あるあるでも良いですね！

③オンライン謎解きゲーム

チームで謎を解き、ゴールを目指すゲームです。お互いに協力しながら謎を解いていくため、コミュニケーション促進やチームビルディングなどにも期待できます。ただ単に楽しむだけではなく、従業員や会社のためになるゲームを企画すると一石二鳥ですね！オンライン謎解きゲームには、さまざまなテーマの謎解きがあるので、ルールが分かりやすくて盛り上がりそうなものを選ぶと良いでしょう。

オンライン新年会をして幸先の良いスタートを切ろう！

オンライン新年会は、感染対策しながら親睦を深められる注目の飲み会スタイルです。これまでの新年会とは違うやり方に、戸惑う参加者もいるかもしれません。しかし、担当者が事前にしっかり準備しておけば、スムーズに進行できるはずです。ゲームや景品などの盛り上がる企画を計画し、参加者が楽しめるオンライン新年会を開催しましょう！
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